日中活動の場で大規模災害が発生した場合、人々は自宅に戻ることができず、避難所での生活をしなければならない場合があります。地域によっては避難所生活が数週間から数カ月に及ぶ可能性もあります。避難所運営は利用する住民全員の協力が不可欠です。避難所(予定場所)に宿泊体験をし､今後の運営に活かしてもらう、避難所宿泊訓練や、災害ボランティア本部立ち上げ訓練を行う。

災害ボランティア本部立ち上げ訓練事業では、11月に賀茂地域災害ボランティアコーディネーター養成講座を行いました。賀茂地区６市町の関係者や住民が参加し、災害ボランティアコーディネーターの役割や、ボランティア受入れの流れを学びました。また、令和6年1月に災害ボランティアセンター体験会行いました。この体験会は災害ボランティアの理解を深めて地域の連携強化を目的としたもので、当日は区長、自主防災会長、民生委員児童委員、災害ボランティアコーディネーター、一般の賀茂地域の住民等が参加し、受付から支援活動へ出発、その後帰着・作業報告までの流れを紹介しました。
　今後もご支援いただいた皆様のお気持ちを大切に、地域の皆さんと協力し、日頃からの準備を大切にしていきたいと思います。