＜現在の状況＞当施設ではパンや焼菓子類、お茶の製造・販売を行っている。開所当時(平成15年)から使用しているコンベクションオーブンに破損か所があるが、製造メーカーの事業撤退により部品調達ができず作業の一部を制限している。パン冷凍生地を保管している冷凍庫は、排水機能に不具合が生じ庫内凍結を起こし、冷生地の破損やパン生地の冷凍焼け等が起こり原材料費のロスとなっている。
＜どのように改善したいか＞利用者が様々な作業を行うことができるよう機材を整備し、製造の効率化や質の向上により多く商品の製造・販売につなげたい。最新の機材を導入することで、新たな商品開発をしたい。
＜期待される効果＞利用者の作業効率が向上し、日中活動の提供がより多く可能となるとともに、商品販売等を通じ利用者の社会参加や地域貢献等を行う機会が増える。商品の売上向上や原材料費等の経費が抑えられることで利用者の工賃向上が期待できる。

共同募金配分金により、パン製造等で使用する機材を購入することができました。購入前は、安定した商品を提供することが難しい状態でしたが、改善され食品ロスも大幅に減らすことができました。また、一緒に働くメンバーさんのアイデアで焼菓子の新商品を作成する事ができました。新しい機材を使い生産力アップ、工賃アップに繋げられるように、使っていきたいと思います。募金にご協力いただいた皆様、ありがとうございました。