栃木県出身でハンセン病療養所に入所されている方々の郷土訪問事業を実施する。

栃木県藤楓協会は、栃木県出身のハンセン病元患者への支援やハンセン病に関する正しい知識の普及を目的として活動している団体です。
ハンセン病療養所に入所されている方は、病気に対する誤解や国の強制隔離政策により、不当な偏見や差別を受けた経験から、家族に迷惑が及ぶことを心配して、故郷に帰りたくても帰れなかった方が多くいらっしゃいます。
このため、栃木県藤楓協会では、観光や県民との交流を通じて故郷との繋がりを感じていただくことを目的として、本県出身の入所者の方々を栃木県にお招きする里帰り（郷土訪問）事業を実施しております。
県人会会員をはじめ、当協会一同、心より感謝しております。
今後も、県人会会員の方々との交流を深めるとともに、ハンセン病への偏見を解消すべく、普及啓発に取り組んで参ります。
最後に、募金をしてくださった皆様のご厚意に心より御礼申し上げます。