『機器備品整備:天井走行リフト、据置型レール』
<現在の状況>当施設は重症心身障害児の入所施設であり、1日あたり25名程度の障害児の入浴介助を職員2名で行っている。脱衣室での車いす等から着衣ベッドへの移乗介助の際には、転落や骨折のリスクが高く、細心の注意を払って介助を行っている。
<どのように改善したいか>利用者に対し安全安心な移乗介助ができるよう、脱衣室に天井走行リフトを整備したい。
<期待される効果>転落や事故等のリスクを軽減することができる。また、抱え上げての移乗時に利用者に生じる筋緊張や不安感等を軽減することができ、利用者の肉体的・精神的な負担が軽減される。
今回、整備した天井走行リフトは、利用者様および支援者双方にとって十分な成果が得られています。以前までは、職員が抱える、またはスライダーを使用して移乗を実施していましたが、職員の体格や技量等により安定した支援提供とは至りませんでした。しかし、今回の導入で「安全・安心」プラス「安定」の支援を提供することが可能となりました。移乗支援は、職員にとっても特に腰部への負担が大きい支援で、限られたスペースかつ滑りやすい環境での介助や無理な姿勢で、体や腰をひねることが繰り返されていました。天井走行リフトはレールがXY方向に可動するタイプで浴室全体を自由に移動することができ、安心して支援することが可能となりました。今回、共同募金の配分により障害児者の方々へのサービス向上が図れたことが何よりの喜びでございます。心より感謝申し上げます。大切に使用させていただきます。
募金の種類 | 赤い羽根共同募金(広域) |
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活動の名称 | 機器備品整備:天井走行リフト、据置型レール |
活動の目的 | 社会福祉施設支援 |
団体名 | 一宮医療療育センター |
活動の対象 |
心身障害児者 |
活動のテーマ・分野 | 児童福祉 |
活動の機能・形態 | 備品・機器・車両整備 |
活動内容の補足事項 | 機器備品整備:天井走行リフト、据置型レール |
助成金の使途 |
備品購入費 |
活動の頻度・利用者数・個数・部数 |
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収入の内訳 |
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活動を実施した場所 | 一宮医療療育センター病棟 浴室 |
活動を実施した年度 | 令和5年度 |
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