養育環境の様々な事情により生活経験が少なく、地域での関わりが苦手な家族の中で暮らす子どもたちが生まれた家庭環境に左右されることなく、地域社会で見守られながら成長していけるよう多くの大人とふれあう機会を作るため、令和5年4月から2ヶ月に1回、近隣の銭湯（各回別の場所）に、養育環境の様々な事情により生活経験が少なく、地域での関わりが苦手な家族の中で暮らす子どもたちにスタッフや大学生ボランティアが同行し、公共の場での公衆道徳・マナーを身に付け、地域の人たちともふれあい・交流できる機会とする。

私たちは、養育放棄や貧困などの状況にある子どもたちの人権と守り・健全な育ちと自立を促すことに努め、家族も含めた包括的・長期的支援を行う「こどもの居場所」を運営しています。
今回、助成を受けて、地域の方々とふれあい、見守られ成長していける機会としたいと考え、子どもたちは近隣の銭湯で入浴文化を体験しました。
公共の場でマナーを身に付け・守ることで、自分が出来ることや他人にしてもらうことに、自然に出る感謝の言葉がふれあうきっかけとなりました。
今後は、子どもたちに、住んでいる地域に自分を気にかけてくれる大人が居ることを知ってもらい子どもたちが、のびのびと健やかに成長することを応援してくれる地域社会に、つなげていきたいと思います。
寄付していただいた方々に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。