【日時：令和5年10月15日　会場：富山県視覚障害者福祉センター】
昨年の縮小した実施から、今回は内容・時間共ほとんどコロナ以前に戻して開催した。日頃の「生きがい教室」の活動発表や、福祉機器・用具の体験・相談、飲食品販売の他、久しぶりに講演を聞く機会も得て、参加者は一層の自立を社会参加の推進・理解啓発を図ることができた。また、ボランティアが福祉機器・用具コーナー、飲食の販売に協力くださったことで、利用者にも共に学んだり楽しんだり、普段は互いに知ることのない情報を交換・共有することができた。

毎年、「視覚障害者文化祭・福祉機器展」を開催し、本年度は久しぶりにコロナ前の状態に戻して開催し、参加者の笑顔と歓声が絶えない１日になりました。昨年は実施できなかった講演では、富山地方気象台から講師を招いて気象災害から身を守るための貴重な知識を得ることができ、恒例の福祉機器展示コーナーでは、ＡＩスピーカー等について業者やボランティアも一層関心が高まった様子でした。この文化祭は、会員が日頃から努力を積み重ねている「生きがい教室」(コーラス、民謡、カラオケ、囲碁他)の活動発表できる貴重な場であり、コロナ禍で随分楽しみも奪われてきましたが、生き生きとした表情がとても印象的でした。日頃一堂に会することのあまりないボランティアと会員と利用者が共に活動できたことも大きな成果です。
今後とも、視覚障害者の福祉向上のため温かいご支援をお願いいたします。ありがとうございました。