点字の読書が難しい中途失明者にとって、手軽に読書ができる媒体が録音図書です。これらの録音図書はボランティアによって主に当館の録音室で製作し、パソコンのほか録音レベルを一定に保つために必要なインターフェイス、ダイナミックマイク、録音データを確認するスピーカーを使用して製作をしています。現在使用している機材は、購入から十数年が経過しているため不具合の頻度が増え、効率的に録音ができず、質の高い図書の製作が難しくなってきた。
　つきましては、録音ボランティアが効率よく図書製作ができ、利用者へ質の高い録音図書を提供したいことから、機材を更新する。