朱雀地区社会福祉協議会ではここ数年、高齢化による体調の変化などで外出しにくく孤立化を深める住民のために、助成金などを活用して、高齢者の環境を整える事業を進めています。その現状と活動内容をより詳しく周知していただくため、今年度は従来の印刷所を利用した広報紙発行に加えて、地域回覧などできめ細かにお伝えすることにも力を注ぐことにしました。昨年度はコロナ禍前に実施していた喫茶サロンになんでも相談事業を付加して開催したところ、毎月新しいお顔が見えるようになりました。これも毎月の地域回覧が役立っているような気がします。今後は今ある機材や設備を活用して、社協主催の研修やサロン・健康活動を回覧や広報紙で詳しく紹介し、より参加したいと思われる事業へと発展させていきます。これらがひいては高齢者が気兼ねなく外出できるまちづくり、つながりづくりにつながると考えます。

既に毎月地域回覧を回しているなんでも相談事業を含む喫茶サロンに、昨年から毎月違った顔ぶれの参加を見るようになりました。聴覚障害を持つ方々への音響機器や、より見やすい画面を構成するプロジェクターを使った研修、その他、高齢者が利用しやすい環境を整えていることを紙面を通じてアピールし、社協活動へのより数多い参加を促すことができるようになりました。ありがとうございました。