『屋外出入口(避難口)スロープ化改修事業』
当園は第一種福祉事業の養護老人ホームとして、入所高齢者の自立生活と社会活動への参加支援を行っており、現在97名の入居者が生活を営んでいる。しかしながら、うち48名の入居者が身体の衰えと高齢化による要介護認定を受けており、介護サービスの提供がなければ生活が難しく、年々介護度の重度化も進んでいる。
現状の設備では入所者の安全な生活に対応できないことも増えてきており、特に屋外出入口(避難口)の段差は、歩行器や車椅子を利用する高齢者にとっては転倒の危険性も高く、早急な改善が必要である。加えて、施設北側には一級河川の荒川が流れており、3mの浸水区域にも指定されている。近年多発する自然災害により、幾度も施設からの避難を経験しており、その点からも屋外出入口(避難口)のスロープ化が欠かせないが、改修費用を自己資金のみで捻出することは難しいことから、共同募金の配分金により事業を実施するものである。
赤い羽根共同募金の配分金をいただき、居室スペースにおける屋外出入口の段差解消のためのスロープ化改修工事を行いました。この出入口は避難口でもあり、入所者の生命を守るために大変重要な箇所です。しかしながら、定期的な避難訓練時においても歩行器、シルバーカー、車イスの方はもとより、自分で歩ける方も毎回段差より転倒への不安を感じていました。そのため、夜間に火災等が発生した場合、安全に避難させることができるだろうかと施設としても大きな心配となっていました。
現在は工事も完了しスロープが整備されたことで、入所者や職員からも「いざという時もこれでスムーズに避難できますね」との声が聞かれており、昨今頻繁に起きている非常事態にも対応していく準備ができたことで一安心しています。ご協力いただきました皆さまの思いやりと善意をしっかりと受け止め、これからも施設運営に努めて参ります。本当にありがとうございました。
募金の種類 | 赤い羽根共同募金(広域) |
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活動の名称 | 屋外出入口(避難口)スロープ化改修事業 |
活動の目的 | 社会福祉施設支援 |
団体名 | 福島恵風園 |
活動の対象 |
要支援高齢者 |
活動のテーマ・分野 | 高齢者福祉 |
活動の機能・形態 | 施設整備 |
活動内容の補足事項 | 屋外出入口(避難口)のスロープ化工事 |
助成金の使途 |
建物増改築・補修 |
活動の頻度・利用者数・個数・部数 |
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収入の内訳 |
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活動を実施した場所 | 福島恵風園 |
活動を実施した年度 | 令和5年度 |
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ご協力、ありがとうございます。
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