重度の障がいがあっても、住み慣れた地域で安心して、また自分らしく生活ができるよう、日中活動のできる場所を提供するために生活介護の事業所を運営している。
現在18名の利用者が在籍し、平日の朝と夕方、福祉車両を使用して利用者宅と事業所の間の送迎を行っている。利用者のほぼ全員が車椅子を使用しているため、複数台の車両が必要であるが、保有する4台の車両のうち1台が老朽化（使用年数17年、走行距離17万ｷﾛ超）し、車椅子を固定化するﾜｲﾔｰに故障が生じるなど、早急な更新が急務である。
しかしながら、車椅子使用の福祉車両は高額であり、自主財源で購入することは厳しいため、このたびの共同募金の配分金により整備を実施する。最新の安全基準を満たす車両を導入することにより、これまで以上に安全かつ快適な送迎ｻｰﾋﾞｽを提供できるようにしたい。

私たち「あいえるの会」は、どんな重度の障がい者でも自らが望む生活ができるよう様々なｻｰﾋﾞｽを提供しています。今回、赤い羽根共同募金の配分を受けた「生活介護事業所たいむＩＬ」は、障がい者の皆さんが住み慣れた地域で安心して、また自分らしく生活できるように、日中活動の場を提供しています。
おかげさまで、このたびの配分金により新しい送迎用車両（車椅子仕様車）を購入することができました。利用者の皆さんを安全・安心に送迎できるほか、一緒に買い物や食事に出かけることで、障がいがあっても地域で様々な経験をすることができるものと期待しています。
赤い羽根共同募金に募金をしてくださった皆さまに感謝し、大切に使わせていただきます。ありがとうございました。