『視覚障がい者のための「i Phone教室」開催事業』
3Gから4Gへの通信規格の変更に伴い、多くの視覚障がい者が使っていた所謂「ガラケー」が使用できなくなってしまった。この機会にと「iPhone」に切替える方が多数いるものの、視覚障がい者における「iPhone」操作法は専門的かつ特殊であるため、一般的な携帯ショップの店員では対応が難しい。
そこで、県内に居住する視覚障がい者で「iPhone」を使用して間もない方、または興味を持っている方を対象に、共同募金の配分金により操作方法を学ぶ教室を開催する。
具体的には、講師として専門的な知識・技能を有する方を招いた教室(県内2会場。福島市・郡山市を予定)を開催し、情報のバリアを解消する一助としたいと考えている。併せて、希望者宅での家庭訪問による指導(10名程度)も予定している。
今年度も赤い羽根共同募金の配分金を頂き、県内の視覚障がい者を対象にコロナ感染対策を行いながら「iPhone」の使い方に関する訪問指導を行いました。視覚障がい者は異動に困難さを抱えておられる方が多く、講師が自宅を訪問し自宅のWi-Fi環境で自己の機器を使用して操作を覚えることができますので、本協会の訪問指導は毎年好評です。実際に学習された方からは、「大変勉強になった」「便利な使い方が分かった」などの感想を頂いており、有意義な訪問指導になったものと思います。また、福島市内の会場において、専門的な知識・技能を有する講師を招いた「iPhone教室」を開催することもできました。
今後も当協会が主催する各種教室や訪問指導などを積極的に広報し、一人でも多くの視覚障がい者が抱える情報障がいのバリア解消に貢献してまいりたいと考えております。寄付者の皆さま、ありがとうございました。
募金の種類 | 赤い羽根共同募金(広域) |
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活動の名称 | 視覚障がい者のための「i Phone教室」開催事業 |
活動の目的 | 社会参加・まちづくり支援 |
団体名 | 福島県視覚障がい者福祉協会 |
活動の対象 |
身体障害児者 |
活動のテーマ・分野 | 障害者福祉 |
活動の機能・形態 | 研修・学習・体験 |
活動内容の補足事項 | 視覚障がい者のための「i Phone教室」の開催 |
助成金の使途 |
謝礼 施設・備品の借上料 資料・資材作成費 消耗品費 旅費交通費 |
活動の頻度・利用者数・個数・部数 |
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収入の内訳 |
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活動を実施した場所 | 福島県内 |
活動を実施した年度 | 令和5年度 |
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ご協力、ありがとうございます。
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