『介護者のための「家族支援プログラム」講座の開催及び認知症を理解するための啓発・相談事業』
当支部の主な収入は会費であるが、会費だけでは各種事業の実施に不足が生じるため、共同募金の配分金を活用している。
平成30年度と令和元年度は、認知症の初期・中期の人を介護する家族を対象とした「家族支援プログラム」を実施。このプログラムは、介護家族自らの問題解決能力を高めることにより、介護負担を軽減させ、早期に認知症の人との安定した生活が営めるよう支援を行うことが目的である。
コロナにより事業が実施できない年が続いたが、令和5年度は再度共同募金の配分金を活用させていただき、「家族支援プログラム」を実施したいと考えている。具体的には、福島市及び郡山市において月1回、計6回の連続講座を開催し、各回が専門職による情報提供と介護者家族同士の交流の組み立てで実施する。併せて、介護の集い・相談を毎月7ヵ所で実施し、認知症の正しい理解を広めるための研修及び啓発事業も行う。
赤い羽根共同募金の配分金により、介護者のための「家族支援プログラム」講座等を実施することができました。この家族支援プログラムはピアカウンセリングを中心に進めて行く講座で、「専門職による情報提供」と「介護者同士の交流会」の2本柱で構成されています。認知症の方に対する介護を教える講座ではなく、介護者の力を引き出すことが目的の家族が元気になる講座であることに特色があります。
参加者からは、「どうして分かってもらえないんだ!とイライラしたり説得をしていたが、自分の対応が間違いだった。対応の仕方を変えたら、本人も穏やかになった。」などの声をいただくなど、非常に有意義な講座になったものと思います。このような事業が実施できましたのも、赤い羽根に募金をお寄せくださいました寄付者の皆さまのお蔭です。心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
募金の種類 | 赤い羽根共同募金(広域) |
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活動の名称 | 介護者のための「家族支援プログラム」講座の開催及び認知症を理解するための啓発・相談事業 |
活動の目的 | 社会参加・まちづくり支援 |
団体名 | 認知症の人と家族の会福島県支部 |
活動の対象 |
高齢者全般 介護者・家族 |
活動のテーマ・分野 | 高齢者福祉 |
活動の機能・形態 | 研修・学習・体験 |
活動内容の補足事項 | 介護者のための「家族支援プログラム」講座、認知症を理解するための啓発・相談事業 |
助成金の使途 |
謝礼 施設・備品の借上料 資料・資材作成費 消耗品費 |
活動の頻度・利用者数・個数・部数 |
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収入の内訳 |
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活動を実施した場所 | 福島県内 |
活動を実施した年度 | 令和5年度 |
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ご協力、ありがとうございます。
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