現在町内には44のｻﾛﾝがあり、社協においてもｻﾛﾝ活動の充実・強化のため、職員が公用車（使用年数15年、走行距離5万ｷﾛ超）により訪問支援を行っている。
しかしながら、新型ｺﾛﾅｳｲﾙｽ感染症の影響に伴い活動を再開できないｻﾛﾝも一部あり、加えて、高齢者の閉じこもりやﾌﾚｲﾙ（虚弱）の課題なども現れるなど、社協として新しい生活様式を取り入れたｻﾛﾝ活動の推進の必要性を感じている。
そこで、共同募金の配分金により、訪問支援活動の際に使用する車両の更新を行う。現在使用している車両は老朽化が激しく、車検時の整備費用の負担が大きいことが更新の理由である。ｻﾛﾝ活動を推進することにより、認知症の予防や近隣での助け合いを育む地域づくりを強化してまいりたい。

現在、町内に44か所ある地域のお茶飲み場「サロン」への支援事業を実施しています。内容は、サロン参加者の声を基に、サロンに関する相談・開催チラシの作成・助成金・レク用具貸出等支援・座敷いすの貸出・講師調整派遣など、共同募金の配分金を活用しながら行っています。町内では高齢化が進み、高齢者世帯・独居世帯も増加する中「サロン」など集いの場に参加することで、介護予防・認知症予防 また、住民同士が助け合いを育む「地域づくり」にもつながっていることから、気軽に集まり楽しく過ごせる「サロン」活動を維持・継続出来るよう、参加者の声を聞きながら寄り添った支援が必要不可欠となっています。
お蔭様で地域の「サロン」を積極的に支援していくために必要な車輛の整備が出来ましたので、車輛を有効に活用しながら住民ニーズに寄り添った活動支援を行っていきたいと思います。寄附者の皆さま、本当にありがとうございました。