子ども食堂を利用している親子などを対象に３月に遠足を実施する。子ども食堂実施会場で遠足に持っていくお弁当を親子が一緒に作り、手作りの温かさや料理の楽しさを知ってもらうとともに、参加者同士が交流する機会としたい。また、当日の様子をフォトブックにし、参加世帯に配布し、ふとした時に子どもが読み返せるよう形にも残したい。(20世帯、3月実施予定)

今回、親子でお弁当をつくり、バスで大きな公園へ出かける春の遠足を実施いたしました。お昼ごはんを楽しみにしながら、こどもも大人も可能な範囲でお弁当をつくることに関わることで、普段は好きなものしか食べないこどもも、みんな一緒の楽しい雰囲気の中ではお弁当を完食することができていました。母子家庭の親子参加もあり、大型バスに乗ることが初めてという子もいました。バス移動であれば親が運転しないで良いため、移動中も親子の会話が弾み楽しめたという大人の感想もありました。大型バスの手配は金額もかかるため、参加者負担金や運営者の自己資金では難しく、今回配分金を活用することができ、移動中、こどもも大人も楽しむことができました。お弁当をつくって出かけること、バスで遠くまで出かけることは一世帯では負担感が大きいですが、常滑こども食堂として実施できたことにより、参加者は地域コミュニティの良さを感じていました。