難病治療のため長期入院を余儀なくされた児童たちが抱えている精神的苦痛は想像を絶するものである。
そのような子どもたちのために楽しい時間を提供したり彼らが自発的にやりたいと思ったことを一つでも多く実践していきたいと考えている。
その目的のための精神的ケアや学習補助をする備品・材料などを準備していく。
①ホビー用品、②卓球用ラケット、③学習時補助具、④学習用図書、⑤長期入院中の子どもの精神ケアのためのもの

　小児科病棟にある病院内学級で、延べ15人の子どもたちが学習や作品づくりに励みました。そのうち7人が退院し、8人が病院内学級で令和5年度を迎える運びとなりました。
　15人とも病気と闘いながらも、日々懸命に学習に取り組んでいました。また、図工の学習で物語の絵を描くことで、思い思いに表現することを楽しんだり、ボードゲームや卓球をしたりと充実した時を過ごしているように見えました。
　また、院内学級で作成したものを写真に撮り、前籍校へ送ったことにより、前籍校の児童・生徒や教職員とのつながりを保つことができたと思います。
　最後に、闘病中の彼らに束の間の安らぎと僅かながらも学校の雰囲気を与えることができたのも皆様のおかげです。本当にありがとうございました。