『障害があってもなくても集える学びと交流の場を作る事業』
知的、発達障害のある人が地域で暮らすことをささえていくために、社会に出てから出会う様々な問題に対処するための学習の必要性、社会参加の意欲向上のための生涯学習の機会の保証は、従来から指摘されてきた。しかし、全国的にも特別支援学校から高等教育機関への進学率は4%に過ぎず、ほとんどの障害者が就職または障害福祉サービスに進む。当法人が活動している登米市でも、障害者の障害学習の機会は乏しく、地域活動に参加できない現状にある。障害者の学習の機会があるところは、大学や研究機関など講師となる人材がいる地域に偏っている。しかし一方で、地域を見渡せば、農業・料理・歴史の達人など多くの指南役がいる。そこで、障害の有無によらず趣味や嗜好で集まる機会をつくり、地域でも障害者の学びの場がつくれるというモデルとしたい。
3年間助成をいただきありがとうございました。障害があってもなくても共に学ぶ機会を創出し、地域循環で無理なく続けられる仕組みをつくることを目的に活動してきました。この間、地域には自分の得意なことで地域貢献したいと思っている人(講師候補)は少なからずおり、地元公民館や社協の方々から情報をいただきながら地域の人に講師をお願いすることがでしたこと、毎回参加するコアメンバーができ、講座の要望をいただける関係となり、そのメンバー同士で新しい活動を始めるに至るなどの成果が生まれました。しかし、コロナ禍の影響や交通機関の問題もあり、障害者の参加を増やすことがなかなか難しいこと、福祉系の事業所に席は置いているもののほとんど通っていない人が想像以上に多いことなど課題も見えてきました。今後はその課題を解決していきながら、生涯学習の機会を提供していきたいと考えます。ご支援本当にありがとうございました。
募金の種類 | 赤い羽根共同募金(広域) |
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活動の名称 | 障害があってもなくても集える学びと交流の場を作る事業 |
活動の目的 | その他の地域福祉支援 |
団体名 | 奏海の杜 |
活動の対象 |
住民全般 障害児者全般 住民全般 |
活動のテーマ・分野 | その他の地域福祉 |
活動の機能・形態 | その他の活動 |
活動内容の補足事項 | 地域共生社会づくり |
助成金の使途 |
謝礼 建物増改築・補修 通信運搬費 消耗品費 旅費交通費 |
活動の頻度・利用者数・個数・部数 |
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収入の内訳 |
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活動を実施した場所 | 登米市 |
活動を実施した年度 | 令和5年度 |
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ご協力、ありがとうございます。
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