①不登校の子どもたちが安心して過ごせる居場所づくり：不登校の小中高生は、学校に通えない負い目から自己肯定感が失われるケースが多くみられる。また、その家族も相談する相手や場所がみつからず悩み続けている。安心して過ごせる居場所を提供し、問題解決のための一助を担いたい。②多世代が交流できる居場所づくりと地域活性化：大崎市は近年人口流出と少子高齢化が著しい。地域交流の機会が激減し、子どもから高齢者まで集う場が皆無の場所も多い。一方、自然と共存するための暮らしなど、長年培われた多様な文化や技術を持った高齢者が多くいる。地域の大人たちがフリースクールに通う子どもたちと交流する場を設け、農業体験や伝統工芸体験を通じて自己肯定感を育むと同時に、地域のみなさんと子どもたちが接する機会をつくる。