『重症児・医療的ケア児の災害時対策を考える講演会開催事業』
重症心身がい児者と家族は、日ごろから医療的機器等の荷物が多い等の理由から外出を躊躇したり、「迷惑になるのでは」と行きたい場所の選択肢が狭まってしまったりすることが多い。平時からこうした移動における困難を抱えているが、災害時においては、避難所へ行くことを躊躇してしまったりするなど、助けを求めることができず、家族だけで抱え込んでしまう現状がある。家族の孤立感を解消するために寄り添い、家族同士の交流や情報交換の場を設け、有事の際に助け合えるよう、官民一体となって防災について考えてまいりたい。このことから、災害時のたすけあいの関係性を構築することを目的として講演会を実施したい(令和5年2月開催)。講演会を実施する前には、当事者や家族が置かれている状況を把握するために、ヒアリング調査を行う。
東日本大震災から12年、東日本台風の水害から3年。重い障害を持つ子ども達や、その家族から聞こえてくる声は「何も変わらない」と諦めに近い言葉でした。この度の講演会を開催するにあたり、家族会だけでなく、病院、行政、学校、訪問系事業所、そして地域住民の皆さまへ声をかけ、月に1度の担当者会議へ参加していただきました。また、呼吸器を使用している子の、一時避難所への避難訓練を実践し、徒歩での移動の困難さや平時より、地域の皆さんとつながり合うことの大切さを改めて学ぶことができました。講演会は満席の100名で、参加者の皆様からも協働することを一緒に考えていきたい」という声や、ご家族からは「諦めずに声を上げていきたい」と前向きな言葉をいただきました。これからも、障害があってなくても共に悩み、共に笑い、そして共に歩んでいけるよう引き続き活動をしていきます。本当にありがとうございました。
募金の種類 | 赤い羽根共同募金(広域) |
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活動の名称 | 重症児・医療的ケア児の災害時対策を考える講演会開催事業 |
活動の目的 | 日常生活支援 |
団体名 | いわき市重症心身障がい児者と家族の会 スマイルリボン |
活動の対象 |
障害児者全般 重症心身障害児者、医療的ケア児者 |
活動のテーマ・分野 | 障害者福祉 |
活動の機能・形態 | 啓発・普及 |
活動内容の補足事項 | 重症児・医療的ケア児の災害時対策を考える講演会 |
助成金の使途 |
謝礼 資料・資材作成費 消耗品費 賃借料 |
活動の頻度・利用者数・個数・部数 |
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収入の内訳 |
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活動を実施した場所 | いわき市 |
活動を実施した年度 | 令和4年度 |
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