<span>赤い羽根募金のつかいみち</span><span>赤い羽根募金のつかいみち</span>

赤い羽根募金の助成で行われた活動(令和3年度の募金をもとに行われた活動)

本宮自主夜間中学

『自主夜間中学の運営事業』

赤い羽根募金からの助成額
300,000 円
具体的な活動内容

 様々な事情で義務教育を十分に受けられなかった方や、日本語の学習が必要な外国人を対象として、本宮市・大玉村・二本松市・三春町において、令和3年度に自主夜間中学の運営を開始した。教員経験者や教員志望の学生アルバイトが講師となり、義務教育教科や外国人向けの日本語の授業を行う。文部科学省では、公立夜間中学の必要性をみとめ、各都道府県・指定都市に1校以上の設置を促進しているが、令和4年6月現在、福島県内では未設置である(令和6年に福島市において公立夜間中学開校予定)。現状、自主夜間中学は、福島市、南相馬市、いわき市の3校しかなく、年配の方が最寄りの福島市に夜間通うのは困難である。また、義務教育の学習であること、対象者のほとんどが社会的弱者であることから、授業料の徴収がなじまず、現在、会の運営は寄付金などで賄っている。この度の助成金を活用し、自主夜間中学を運営することで、学び合う場を設けたい。

ありがとうメッセージ

「自主夜間中学」とは、ボランティアによる民営の学級で、生徒が希望する科目を学びます。「本宮自主夜間中学」は、2021年7月に開校し、2022年7月に3校、2023年4月に3校開校し、現在、本宮市とその周辺の計5市町村で7校を運営し、約40人の生徒が学んでいます。ここでは、漢字の読み書きができない、分数や小数点の計算ができない、不登校で学校に通っていない、病気で学校を長く休んだ、子どもの頃から家に引きこもっている、終戦直後で英語の授業がなかった、外国人で学校のお便りが読めない、大河ドラマを見て歴史に興味がわいてきた、英語をしゃべれるようになって外国に旅行したい、というような方が学んでいます。今回の助成を受けてチラシを新聞に折り込んだことにより、広く住民への周知が図られ、多数の生徒が夢に向かって学びなおしを始めることができました。ありがとうございました。

いただいた寄付金は福島県で実施される活動に活用されます

活動の詳細

募金の種類 赤い羽根共同募金(広域)
活動の名称 自主夜間中学の運営事業
活動の目的 日常生活支援
団体名 本宮自主夜間中学
活動の対象 住民全般
さまざまな事情で義務教育を十分に受けられなかった方や、日本語の学習が必要な外国人
活動のテーマ・分野 その他の地域福祉
活動の機能・形態 学習支援
活動内容の補足事項 さまざまな事情で義務教育を十分に受けられなかった方や、日本語の学習が必要な外国人を対象とした自主夜間中学
助成金の使途 賃借料
活動の頻度・利用者数・個数・部数
実施回数
90
総利用者数
34
収入の内訳
共同募金助成額
300,000
活動を実施した場所 本宮市、二本松市、大玉村、三春町
活動を実施した年度 令和4年度

この団体への助成一覧および助成履歴を表示する。

この活動をご覧になった感想を
ご記入ください。

入力し、送信ボタンをクリックしてください。送信した内容は、中央共同募金会を通じて地域の共同募金会に送られます。
ご協力、ありがとうございます。

お問い合わせ

■社会福祉法人福島県共同募金会

〒960-8141 福島県福島市 渡利字七社宮111 県総合社会福祉センター
TEL:024-522-0822 FAX:024-528-1234
URL:https://akaihane-fukushima.or.jp/
e-mail:akaihane@axel.ocn.ne.jp

ページトップへ戻る