仕事を持つ母親の増加に伴い、保育園に入園するこどもが増加している。4年保育の幼稚園や預かり時間に融通の利くこども園の増加など地域で過ごす未就園児の数は確実に減少している、その一方で園に入るまでの1～2年を親子でどのように過ごすのか、どこへ行けば同世代の子どもを持つ母親と出会えるのかを悩んでいる場合が多い。少子化の著しい東山区で、身近な出会いと情報が得られる場として居場所を開設している。月1回保育士に相談できる場を設けて、母親の孤立を防ぐ取り組みも行っている。安心できる場、「屋根のある公園」であり続けたいと考えている。
【事業総額　80,734円】

あるお母さんが、「開いてるだけで、行くところがあるだけでいいんです」とおっしゃった。東山区は子どもが少ないと聞くが、０ではありません。少ないが子ども1人1人、その保護者それぞれに思いや悩みがあります。「聞いてほしい」と思ったときにその思いに応えること、「開き続けること」が大切だと感じています。会場費が出費の大部分を占める中、共同募金からの助成のおかげで開き続けることが出来ています。本当に感謝しています。