視覚障害がある当事者と家族、同行支援者が一緒に外出し、同行支援技術の向上を目指すための研修を行う。
安全安心の移動を第一に、観光施設を訪問し、その情報を正確に伝えられるか、確認の難しい視覚障害者に情報を分かりやすく伝えることができるか研修を行い、同行支援者の一層の資質向上を目指す。

みなさまから寄せされた赤い羽根共同募金を使わせていただき、研修が実施できました。
テレビなどで話題の鎌倉殿の13人「大河ドラマ館」見学では、撮影で使用した衣装が数多く展示されていたものの、触れることができず残念でしたが、同行支援者からのきめ細かな表現で視覚障害者は同じようなイメージを想像しました。同行支援者からは、全盲と弱視でも接し方が違い、弱視でも見え方は様々であるため、どの程度伝わったか不安だという意見がありました。また、同行者へ情報を伝える努力と工夫、安全で安心できる誘導を第一に学ぶため、引き続き個々のスキルの向上を目指した研修を継続する重要性を感じたとの意見が出されました。
ご協力いただきありがとうございました。