＜現在の状況＞当施設は知多半島北部圏域を対象に受け入れ、定員39名のところ利用登録者は48名と定員を超え、特に50歳前後で脳血管性の中途障害の方の利用が増えてきている。利用者の両親も高齢化しており送迎希望者が増加し、すべての車両を稼働させ送迎を行っている。購入から17年を経過した車両は、2ドアで後部座席乗車の際には腰をかがめ乗降するため利用者に負担がかかっている。また、型式も古く部品調達も難しくなってきている。
＜どのように改善したいか＞利用年数的にも限界にきている送迎車両を低床、4ドア、後部スライドドアの車両に更新したい。
＜期待される効果＞後部座席がスライドドアになることで片麻痺の利用者の乗降がスムーズになり、利用者の乗降時の負担を軽減することができる。
【走行距離：130,000㎞　初年度登録：平成18年4月】

当施設は、精神障がいの方、難病患者の方も通われており、定員39名のほぼ半数の方が杖や歩行器、車いすを使用されています。そのため、多くの方が送迎サービスを利用しています。今回整備した車両は、自動スライドドアにより片麻痺の方々にとっては、扉の開閉負担も少なく、雨や風が強い日などの乗降にとても助かっています。今後も中途障がいの方などを積極的に受け入れ、障がい者の方々の自己実現に向け取り組んで行きたいと考えています。本当にありがとうございました。