車椅子使用の利用者の健康状態の変化を観察しやすい、車椅子用体重計を購入したい。
車椅子を利用している利用者の体重を測る場合は、職員が利用者を抱えて体重を測り、その職員の体重分を差し引いて計測している。この体重計を購入することで職員負担もなく確実に利用者の健康状態を観察できる体制を構築したい。

皆様のご厚意のおかげで、車椅子用の体重計を購入することができました。継続的に体重を測定し、食事の量や質・生活習慣を見直すことは利用者の方の健康維持するため必要です。この度助成いただいた車椅子で、利用者の体重を安定して測定出来るようになり本当に助かりました。これまでは男性職員が60kgある利用者を抱えあげて測定したり、100Kgを超える体の大きな利用者の方にも苦労していましたが、職員の誰でも体重測定することが可能となり、他にも足に装具を着用している利用者の方は、広い測定面にパイプ椅子を置いて、その上に座って測定できるため、じっとまっすぐ立ち静止する苦労もなくなりました。皆様の温かいお気持ちを賜り、作業所一同感謝しております。これからも職員できめ細やかな支援を心掛け、利用者の方の豊かな人生を手助けできるよう努力することで、寄付の気持ちに返していければと思っております。