



赤い羽根募金の助成で行われた活動(令和5年度の募金をもとに行われた活動)『ギャンブル依存症セミナー~どうするギャンブル依存症~』


コロナ禍で公営競技(競馬・競輪・競艇・オートレース)、オンラインカジノ、FX等、スマートフォンで気軽に参加できる違法なオンラインカジノ等が急速に普及し、若者のギャンブル依存症に関する相談が急増している。従来のパチンコ等より借金額が大きく、犯罪絡みの相談も急増している中、家族は借金や犯罪を恥と捉え、どこにも相談できず孤立し、身内の問題として解決しようとし、当事者の依存症がさらに悪化していくことが多い状況である。ギャンブル依存症は病気であり、しかるべき機関(医療・行政・支援団体)に繋がることの大切さを多くの人に普及、啓発すること、また行政や医療だけでは解決できない複雑な問題を支援団体がピアサポートしながら解決していく受け皿づくりのためにセミナーを開催する。ギャンブル依存症に関わる問題を抱える当事者、家族や相談を受ける支援機関、支援者を対象とする。(9/10開催 参加者500人)

初めて大きな会場で500名規模のセミナーを開催することができました。ギャンブル依存症は社会問題にもなっており関心も高いことから、事前告知の中日新聞掲載や当日CBCテレビの取材、複数の国会議員や愛知県議会議員の先生方の来場、また医療関係者、刑務所等の行政の支援者、困窮支援を行う福祉団体の支援者、回復施設の支援者など多くの方に来場いただきました。ギャンブル依存症というと精神論や根性論の偏見、相談先がわからないと認知度がとても低いです。今回のセミナーで多くの方にギャンブル依存症は回復できる病気であること、全国にたくさん同じような家族や当事者がいること、具体的なアドバイスをもらうには家族会に参加すると良いことなどを周知できました。同じ経験をした者同士つながりを持つことが依存症者の命を救うことになります。そのつながり先の受け皿としてこれからも活動を頑張ります。配分金をいただきありがとうございました。
活動の詳細| 募金の種類 | 赤い羽根共同募金(広域) |
|---|---|
| 活動の名称 | ギャンブル依存症セミナー~どうするギャンブル依存症~ |
| 活動の目的 | その他の地域福祉支援 |
| 団体名 | 全国ギャンブル依存症家族の会 愛知 |
| 活動の対象 |
その他 ギャンブル依存症に関わる問題を抱える当事者、家族や相談を受ける支援機関、支援者 |
| 活動のテーマ・分野 | その他の地域福祉 |
| 活動の機能・形態 | 研修・学習・体験 |
| 活動内容の補足事項 | ギャンブル依存症セミナー~どうするギャンブル依存症~ |
| 助成金の使途 |
| 活動の頻度・利用者数・個数・部数 |
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|---|---|
| 収入の内訳 |
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| 活動を実施した場所 | 名古屋市公会堂 大ホール |
| 活動を実施した年度 | 令和5年度 |
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ご協力、ありがとうございます。
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