物価高騰により生活や子育てに不安を抱える家庭が増えてきている。2学期は、運動会や遠足、クリスマス等子どもたちにとって楽しい行事の多い時期であり、生活に困窮しているひとり親世帯や孤立している家庭を対象に、通常の活動に併せて、より一層充実した支援を実施したい。（子ども食堂：2回 延べ240人、フードパントリー：10月 12月 計2回、宅配フードパントリー：10世帯 随時）

４ヶ月の事業でしたが、地域の方々と大変密な繋がりが出来ました。ひとり親家庭はもちろんですが、今まで気が付きにくかった多子家庭の参加が著しく多くなりました。子ども食堂への偏見が無くなり参加しやすくなってきたのかもしれません。事業費をいただけたおかげで、開催回数や参加家族数を増やす事ができ、歳末支援まで出来たことで支援家庭に喜んでいただけただけでなく、行政への協力を得ることが出来たことは大きな収穫でした。こども食堂へ足を運ぶことが困難なご家庭への「宅配」も件数を増やすことができ、玄関先で渡す時の子供達や高齢者の方の嬉しそうな表情には安堵感をも感じました。ボランティア参加の方に関しても助成事業や当団体に良い印象を持たれ、継続してボランティア参加していただき安心して開催することが出来ました。今回できた繋がりを基盤に今後も細かい支援をスタッフと計画していきたいと思います。今後とも宜しくお願いします。