区内の子ども支援団体と連携し、0歳～18歳を対象とした「イベント型フードパントリー」を開催したい。コロナ禍で経済的不安定な家庭が急増したが、困窮家庭と見られることに抵抗があるといった葛藤から支援につながらない家庭が多くあることがわかってきた。「お祭り」のような雰囲気で誰でも参加できるフードパントリーを行い、食の支援のみならず継続的な支援につなげることにより「こどもの貧困」を解決するきっかけとしたい。途切れない支援の実現を目指し、子どもたちの家庭の現状把握ができるようアンケートを実施し、会場では支援団体の情報提供を行う。(12/24開催予定　300人)

配分金で購入した食品と子ども食堂弁当を、約300人の子どもに配布することができました。今回も子どもの居場所に参加するこどもたちが手伝いました。一生懸命声を出して弁当渡しや食品を配布したり、照れくさそうに参加してくださった方々の「ありがとう」という感謝の言葉を受け取り、どこか誇らしげな様子を見せてくれました。初めて出会った人に感謝されるという経験はなかなか体験できません。この経験から、誰かに感謝することの重要性にも気づいてくれたらと思います。食糧問題に直面する人の中には、周りの目を気にして支援を受けることに抵抗感を抱く方がいます。誰でも参加できる雰囲気であるからこそ、気兼ねなく支援を受けることができます。今回をきっかけ支援を求めることへの抵抗感がなくなったらよいです。目に見えていることだけでなく、見えにくい援助要請に対してどのようなアプローチができるのか、今後も検討していきたいです。