施設を退所（自立）し、生活をしている児童に対しての支援が行き届かず、生活苦から水商売に流れていくケースが多くみられる。誰にも頼れず孤独に耐えている時に、少しでも気持ちが明るくなるとともに施設へ連絡するきっかけとなるよう、食品等（米、レトルト食品、日用品、衛生用品等）を宅配便にて届けたい。退所児童に対するアフターケアとしての支援を実施したい。（対象者10人 月1回送付）

卒園していく子どもたちの多くは、希望はあるものの、不安が大きく、親の存在が後押しとなるものですが、その存在がないため、常にさみしさと不安で生きていくのに精一杯と言えます。届いたダンボールから大切にされている事が伝わり、頼りにしていいんだ。という安心感は大きいと感じています。すぐに連絡をしてくる子や、こちらからの確認でメッセージを入れてくる子、さまざまですが、数ケ月に一度届くダンボールは施設と子どもたちを繋ぐものとなっております。「あなたを忘れてはいないよ」「頼っていいんだよ」という心のつながりを大切に、これからも続けていきたいと思っています。ありがとうございました。