『介護者のための「家族支援プログラム」講座の開催及び認知症を理解するための啓発・相談事業』
本県では、認知症疾患医療センター等で認知症と診断されても、その後の介護家族の支援の取組みまでは残念ながら進んでいない。そこで、昨年度、共同募金の配分金を活用して、認知症疾患医療センターの医師の協力の下、いわき地区と県南地区の2ヵ所で「家族支援プログラム」を実施した。このプログラムは、介護家族自らが持つ問題解決能力を高めることにより、介護負担を軽減させ、知識不足からくるトラブルを防止し、早期に認知症の人との安定した生活が営めるよう支援を行うことを目的としたものである。ついては、令和6年度も継続して家族支援プログラムを実施したく、共同募金の配分金を活用する(配分金は講師謝礼、会場費等に充当予定)。なお、具体的には郡山といわき地区において月1回6回の連続講座を開催する他、介護の集い・相談を毎月7ヵ所で実施し、認知症の正しい理解を広めるための研修及び啓発事業も行う計画である。
今年度は当支部が結成されて40年であり、「共生社会の実現を推進するための認知症基本法」が施行された記念すべき年でもありました。そのような年に赤い羽根共同募金の配分金をいただき、認知症を理解するための様々な活動を展開することができました。
例えば、介護者のための「家族支援プログラム」では、頑張りすぎない介護やサービスを積極的に利用すること等の大切さを学び、認知症への理解が深まったことで、日々の介護を行うことができるようになったものと思います。また、認知症本人の講演を聞く機会を設けたことで、参加者からは「認知症の捉え方が変わった」との声も多数寄せられました。
このような事業が実施できましたのも、赤い羽根共同募金にご協力いただきました皆さまのお蔭です。正しく認知症を理解していただけるよう、今後とも講演会、映画の企画、つどい、相談会等を継続してまいります。本当にありがとうございました。
募金の種類 | 赤い羽根共同募金(広域) |
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活動の名称 | 介護者のための「家族支援プログラム」講座の開催及び認知症を理解するための啓発・相談事業 |
活動の目的 | 社会参加・まちづくり支援 |
団体名 | 認知症の人と家族の会福島県支部 |
活動の対象 |
高齢者全般 介護者・家族 |
活動のテーマ・分野 | 高齢者福祉 |
活動の機能・形態 | 研修・学習・体験 |
活動内容の補足事項 | 介護者のための「家族支援プログラム」講座、認知症を理解するための啓発・相談事業 |
助成金の使途 |
謝礼 施設・備品の借上料 資料・資材作成費 消耗品費 |
活動の頻度・利用者数・個数・部数 |
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収入の内訳 |
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活動を実施した場所 | 福島県内 |
活動を実施した年度 | 令和6年度 |
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ご協力、ありがとうございます。
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