高齢者率の高い阿蘇地域において、小中学生を対象に福祉体験学習を実施することによって、福祉に関心を持ち、高齢者や障害者の方の理解をするとともに関わり学んでいく。介護の魅力を伝え、地域福祉につなげる。

本事業のおかげで、生徒が講師となり、阿蘇市内の小中学校の児童、生徒の皆さんを対象に、福祉の魅力を伝える福祉体験学習を実施することが出来ました。内容は、高齢者・妊婦の疑似体験や車いす体験、介護ロボット体験等を行いました。体験した小中学校の皆さんからは、「体が不自由な人の気持ちや、そういう方々のためにどんなことを行っているのか、どんな機械を使っているのかを知ることが出来ました。これからは、体が不自由で困っている人や、妊婦の方で困っている人がいたら、助けてあげようと思いました。」等の感想をいただきました。本校生徒も福祉教育学習を通して、高校で学んだ知識や技術を伝える事のやりがいを感じ、地域とのつながりを深められました。このような機会を設けられたのは、寄付していただいた皆様の温かいお気持ちがあってのことだと感謝しております。今後も寄付者のお気持ちを大事にしながら、阿蘇市の福祉活動に協力していきます