当事業所には現在21名の障がいを持つ利用者が通所し、入浴・訓練のほか、各種創作活動・生産活動（菓子箱折り等）を行っている。
年々利用者が高齢化してきており、足腰が弱くなったことで、大きな段差や手摺りのない車両の乗降が難しくなってきている。日々、保有する5台の車両を使用して利用者の送迎を行っているが、うち1台の車両の老朽化が特に激しく（使用年数22年、走行距離27万ｷﾛ超）、補助ｽﾃｯﾌﾟ等がないため、職員が抱えて乗降する等の対応を取っている。
利用者の安全・安心な送迎、職員の負担軽減の観点から、このたびの共同募金の配分金を活用して老朽化した車両の更新を行う。なお、利用者の高齢化を踏まえ、電動補助ｽﾃｯﾌﾟや乗降口に手摺りの付いた車両を整備する予定である。

この度は、皆さまから寄せられた赤い羽根共同募金により、8人乗りの新車の送迎車両を購入することが出来ました。車内は広く、ｽﾃｯﾌﾟや手すりが付いているので、歩行に不安のある利用者様でもｽﾑｰｽﾞに乗降できるようになりました。さらに安全運転ｼｽﾃﾑも搭載しているため、安全に利用者様に乗って頂くことが出来、運転業務を行う職員も安心して送迎できるようになりました。朝帰りの送迎だけでなく、外出行事にも助成車両を活用できると期待しております。
利用者の皆様にたくさん楽しい思い出を作って頂けるよう、職員一同精進していく所存です。赤い羽根共同募金にご協力してくださった皆さまに心より感謝申し上げます。ありがとうございました。