当施設は昭和48年4月に開所し今年で50周年を迎える。入居する38名の利用者の高齢化・重度化が顕著となり、平均年齢は61.1歳、車椅子使用者も70％を超える状態となっている。
現在、浴室に機械浴槽が1台、一般浴槽が1桶設置されているが、機械浴が大半を占めている状況を鑑み、浴室内にあるﾄｲﾚを撤去し、ｽﾍﾟｰｽを確保した上で一般浴槽を縮小し機械浴を1台増設したいと考えた。
建物・設備の老朽化も進んでおり、中長期的な改修工事（居住棟の洋室化、ﾎﾞｲﾗｰ交換等）も予定されていることから、自主財源のみで浴室改修を行うことは財政的に難しい。ついては、利用者の健康や衛生上の安全・安心を確保するため、共同募金の配分金により浴室工事（ﾄｲﾚ撤去、一般浴槽の縮小・手摺り設置、機械浴設置に向けた床のﾌﾗｯﾄ化等）を実施するものである。

当施設は開所51年となり、建物及び設備の老朽化が進んでおります。利用者様の平均年齢は60歳、利用期間も24年を超える方が多く、高齢化・重度化が顕著です。利用者様の健康・衛生面の支援において入浴は重要ですが、一般浴槽での入浴が困難となっている利用者様が増加しており、機械浴槽の増設が必須となっている状況です。
そこで、共同募金の配分金により、一般浴槽を縮小する工事を実施しました。今後、縮小した場所に機械浴槽を整備することを予定しておりますので、利用者様、職員共に入浴時の負担軽減が期待できます。改築した事で浴室内が明るくなり、気持ち良く入浴できています。利用者様の安全で安心な生活のためにｻｰﾋﾞｽの質の向上に努めてまいります。また、地域の皆様のﾆｰｽﾞに応えられる施設を目指し、日々邁進してまいります。募金をして下さった皆様の温かい善意に心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。