地域共生社会の実現に向けて、地域における福祉活動はより一層幅広な展開を求められており、そのため、近年では福祉の担い手として様々な社会福祉関係者のみならず住民自身の活躍も期待されているところである。しかしながら、複雑化、多様化する地域社会の中での活動リスクは年々高まる一方で、各種団体や法人等に所属していない個人の担い手はもとより所属している職員ですらそれらのリスクについて学ぶ機会はほとんど得られていないのが現状であることから、本研修では、職種や職制等で対象を限定せず、講義や事例発表を通じて地域福祉活動を推進する上でのリスクやそれらの対策方法を学ぶことを目的に開催する。