【令和6年度10月13日 会場：富山県視覚障害者福祉センター】
コロナ以前とはいかなかったが、前回より参加者が大幅に増えた賑わいのある事業となった。
アトラクションとしての「邦楽演奏会」では、体験を含めて邦楽を間近に感じ、「生きがい教室」発表とも併せ、幅広く教養を高めることができた。福祉機器展では生活に直結する面もあり、自立と社会参加推進の場となった。また、ボランティアの各ブースでの協力体制や、逆にボランティアへの施術体験、会員相互の交流等を通して、この事業ならではの情報交換・情報共有を進めることができた。

「視覚障害者文化祭・福祉機器展」を開催。参加者は大幅に増えて、笑顔と歓声が一段と拡大した様子です。邦楽演奏会では、筝や尺八の美しい音を聴いただけではなく、体験の時間もつくっていただき、邦楽をこれまで以上に間近に感じることができました。福祉機器展では、AIスピーカーや読書機器等、視覚障害者の自立や社会参加に直結する面があり、皆さん熱心に質問したり触ったりしていました。この文化祭は、会員が日頃から努力を積み重ねている「生きがい教室」(コーラス、民謡、カラオケ、茶道、他)の活動を発表できる貴重な場でもあります。発表する人もそれを見守る人も、その生き生きとした表情が印象的でした。日頃は一堂にかいすることのあまりない各ボランティアグループや各会員が共に活動できる機会はとても貴重で意義のあることです。今後とも、視覚障害者の福祉向上のため、温かいご支援をお願いいたします。ありがとうございました。