【令和6年9月～令和7年3月 場所:富山市、県内各地】
障害のある人の成育歴や特性、親の思いなどを記録する「サポートノート」を用いながら、障害のある人と家族全体のライフプランを考える研修会を行った。
先輩保護者や専門家を講師に、障害基礎年金や金銭管理、グループホーム、親の将来像(介護)等をテーマにしながら、仲間同士で話し合い、ライフステージ毎の暮らしの場や資産管理、福祉サービス等を学び、５年、10年、20年先、そして親なき後のライフプランを考える機会とした。具体的な制度やサービスの学びと併せて考えることで、より現実味を以て取り組むことができた。

いつか考えなければと思いつつ、後回しにしがちな障害のある人と家族全体のライフプラン作りについて、仲間同士、障害のある人の成育歴等を「サポートノート」に記録しながら、具体的な制度やサービスと併せて学ぶ機会としました。例えば、グループホームの制度を学びながら、いつごろ、どこで、どんな暮らし方をすれば良いのか、お金はどれくらいかかるのか、その時、親は何歳でどんな支え方ができるのか等、現実的に考える時間となりました。記録することで、自分の気持ちや思いを整理し、客観視して将来を考えることに結びつきました。