『医療的ケアを受ける子ども及び家族の防災のためのポータブル電源購入事業』
重症心身障がい児者・医療的ケア児(以下「重症児」という。)は、痰の吸入器や呼吸器等の医療機器を常に使用しており、これらの機器を動かすには電気が必要である。停電や避難により電源が無いことは命の危険に直結するため、防災のためには非常用電源の確保と、医療材料・医薬品の備蓄が特に重要である。非常用蓄電池については、日常生活用具の対象として認める自治体が増えつつあるが、いわき市においては現状対象外である。停電や避難などで、医療機器を一定時間駆動させるためには相応の容量が必要となるが、高額な傾向にあり、家族や個人が用意するには経済的負担が大きい。加えてどのような物を購入したらよいかわからず、非常用電源を用意していない家庭が多い。電源に限らず、災害時に重症児と家族を守るために日ごろから準備しておくべきことは多岐にわたるため勉強会を開催し、蓄電池の使用法を含めた災害時の対応を学びたい。
この度は「医療的ケアを受ける子ども及び家族の防災のためのポータブル電源購入事業」へのご支援をいただき、ありがとうございました。ポータブル電源は、常に充電をしながら蓄電して使用するものなのでいつ停電等が起きてもすぐ電力を供給することができるので、人工呼吸器等医療的ケアが必要なお子様のお預かり中でも安心して受け入れができるようになりました。
また、実際に蓄電池を使用するとどのくらい持つか、などの検証を団体内だけでなく、家族会と共に、行政やほかの事業所、地域の皆様と一緒に協働して訓練を行うことができました。
地域と協働して訓練を行うことで、地域と顔の見える関係となり、普段からつながりあうことの大切さを一緒に考えることができました。これからも地域とのつながり力を強くすることで、防災力を上げていけるよう、活動を続けてまいります。ありがとうございました。
募金の種類 | 赤い羽根共同募金(広域) |
---|---|
活動の名称 | 医療的ケアを受ける子ども及び家族の防災のためのポータブル電源購入事業 |
活動の目的 | 災害対応・防災 |
団体名 | 特定非営利活動法人ままはーと |
活動の対象 |
心身障害児者 介助者・家族 |
活動のテーマ・分野 | 障害者福祉 |
活動の機能・形態 | 備品・機器・車両整備 |
活動内容の補足事項 | ポータブル電源 |
助成金の使途 |
備品購入費 |
活動の頻度・利用者数・個数・部数 |
|
---|---|
収入の内訳 |
|
活動を実施した場所 | いわき市 |
活動を実施した年度 | 令和5年度 |
入力し、送信ボタンをクリックしてください。送信した内容は、中央共同募金会を通じて地域の共同募金会に送られます。
ご協力、ありがとうございます。
〒960-8141 福島県福島市 渡利字七社宮111 県総合社会福祉センター
TEL:024-522-0822 FAX:024-528-1234
URL:https://akaihane-fukushima.or.jp/
e-mail:akaihane@axel.ocn.ne.jp