



赤い羽根募金の助成で行われた活動(令和4年度の募金をもとに行われる活動)『令和5年度バリアフリー演劇公演観劇事業』


平成30年6月、「障がい者による文化芸術活動の推進に関する法律」(略称:障がい者文化芸術活動推進法)が施行された。この法律では障害のある方の文化芸術の鑑賞・創造の拡大、作品を発表する機会の増加、施設のバリアフリー化等の取り組みを推進することとなっており、徐々に公的な財政措置もとられているが、当事者にとってはまだまだ十分な環境とは言えない。障がいにより公演情報そのものを得ることが難しかったり、会場のバリアフリー対応、会場への移動手段など障がいを持つ方・家族が芸術鑑賞に至るまでには様々な障壁が存在する。このたびのバリアフリー演劇では、障がいがあってもなくても十分に楽しめるよう、音声ガイダンスや字幕の表示、クールダウンスペースの確保など障がい特性に合わせた配慮が取られる。助成を受けることで、移動の障壁を乗り越えて、芸術を鑑賞する機会を設けたい。

この度は、バリアフリー演劇の観劇のために助成いただきありがとうございました。初めて演劇に触れる生徒が多く、役者が話す流暢なセリフ、顔の表情や体の動き、服装など興味をひくものは一人一人違いましたが、誰もが真剣に舞台に見入っていました。また、バリアフリー演劇ということで、手話通訳者が役者として登場したり、舞台で字幕が表示されたり、ライブの音声ガイドがあったりしたことは、生徒だけでなく、保護者・教師にとっても支援の仕方などの学びの場となりました。演劇終了後には自然に感想を伝え合う生徒の主体的な様子が見られました。小規模校のため、交通費や公演費用において一人当たりの参加費が高めになってしまうことが課題にはなりますが、今後も生徒が様々な文化に触れる機会を設け、多くの学びと心豊かな生活が得られるようにしていきたいと思います。最後になりましたが、ご寄付をしていただいた皆様、本当にありがとうございました。
活動の詳細| 募金の種類 | 赤い羽根共同募金(広域) |
|---|---|
| 活動の名称 | 令和5年度バリアフリー演劇公演観劇事業 |
| 活動の目的 | 社会参加・まちづくり支援 |
| 団体名 | 福島県立だて支援学校父母と教師の会 |
| 活動の対象 |
障害児者全般 |
| 活動のテーマ・分野 | 障害者福祉 |
| 活動の機能・形態 | 研修・学習・体験 |
| 活動内容の補足事項 | バリアフリー演劇公演「Touch~孤独から愛へ~ORPHANS」 |
| 助成金の使途 |
消耗品費 旅費交通費 |
| 活動の頻度・利用者数・個数・部数 |
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|---|---|
| 収入の内訳 |
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| 活動を実施した場所 | パルセいいざか(福島市) |
| 活動を実施した年度 | 令和5年度 |
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ご協力、ありがとうございます。
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