＜現在の状況＞施設入所者の高齢化と重症化が進み、医療的ケアが必要な方や重度の心身障害者の割合が全体の20％を超えている。さらに強度行動障害を有する方も40％を超えており、重度の障害を持つ方に対する支援に注力している。医療機関への通院頻度は年々増加しており、現在所有している車両では通院支援に支障が生じることがある。車いす利用者の乗降には大きな負担がかかっており、通院日時の調整を行い対応している状況である。
＜どのように改善したいか＞通院用の福祉車両を整備し、福祉車両を増車することにより、必要なタイミングで必要な医療機関に通院支援ができるようにしたい。身体に障害がある方の通院支援の負担を軽減したい。
＜期待される効果＞適切なタイミングで通院可能となることで利用者の心身のストレスが軽減される。特に強度行動障害の二次障害を防止することができ、重度障害者の安心した暮らしにつながる。